
岡三オンライン証券の岡三RSSで注文を実行したあと、思った通りに注文されていないことが時々起こります。
理由は様々ですが、その銘柄が信用取引での売買が停止になっていたり、決算期の処理のために一時的に売買できなくなっていたりしたりします。
また、単純に自分の入力ミスのこともあります。
なので、注文処理後は思った通りに注文されたかの確認をすることが重要です。
それでは内容を見ていきましょう。
ORDERQUERY関数
岡三RSSから注文を出したあと、思った通りに発注が出されているか確認したい。
その場合は注文照会関数を使って確認できる。
既に出した注文の確認にはORDQUERY関数を使う。
Excelシートの記入例を以下に示す。
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | W | X |
=ORDQUERY("4",A2,A3) | =ORDQUERY("4",B2,B3) | =ORDQUERY("4",C2,C3) | =ORDQUERY("4",D2,D3) | =ORDQUERY("4",E2,E3) | =ORDQUERY("4",F2,F3) | =ORDQUERY("4",G2,G3) | =ORDQUERY("4",H2,H3) | =ORDQUERY("4",I2,I3) | =ORDQUERY("4",J2,J3) | =ORDQUERY("4",K2,K3) | =ORDQUERY("4",L2,L3) | =ORDQUERY("4",M2,M3) | =ORDQUERY("4",N2,N3) | =ORDQUERY("4",O2,O3) | =ORDQUERY("4",P2,P3) | =ORDQUERY("4",Q2,Q3) | =ORDQUERY("4",R2,R3) | =ORDQUERY("4",S2,S3) | =ORDQUERY("4",T2,T3) | =ORDQUERY("4",U2,U3) | =ORDQUERY("4",V2,V3) | =ORDQUERY("4",W2,W3) | =ORDQUERY("4",X2,X3) |
銘柄コード | 銘柄名 | 執行市場 | 現在値 | 前日終値 | 前日比 | 前日比率 | 注文番号 | 注文状態 | 約定状態 | 売買 | 預り区分 | 平均約定単価 | 手数料プラン | 受付日時 | 有効期間 | 有効日付 | 注文株数 | 未約定株数 | 約定株数 | 執行条件 | 注文単価 | 取消可能状態 | 訂正可能状態 |
ORDERQUERY関数の書式は、
=ORDQUERY(フィルタリング, 取得項目名, 表示先)
となっている。
最初の引数の取れる値と意味は、
1:注文中、2:約定済完了 、3:失効/取消/エラー、 4:全注文、 5:保留中
である。
上の例の2列目以下を全部選択してExcelシートのA1セルにコピペすれば動作するはずである。
1列目はExcelシートとの対応をわかりやすくするために書いたアルファベットなのでコピペしてはいけない。
上の例では、最初の引数は4になっているので全注文について表示する。
2番目の引数は確認したい項目で、上の例では2行目のセルに項目名を入れてある。
3番目の引数は表示を開始したいセルで、上の例では3行目以下に注文照会結果を表示するようにしてある。
自分の注文が正しく受付されていれば、注文照会結果の中に自分の注文が出てくる。
銘柄名や注文株数、売りか買いかなどを確認するとよい。
全部の項目はたぶん必要ない。
自分が見たい項目にしぼって表示するとよい。
また、注文番号は注文を取り消す際に必要な情報である。