2020年はトレード結果から言うと大きなマイナスで終わった年だった。
3月のコロナショックによって想定を超えた大きな損失を食らうことになった。
しかし、それを受けたシステムの改良と堅牢性の検証によって、改良後のシステムに対する自分自身の信頼度は高まった。
改良後に運用した結果は比較的順調に推移し、最大ドローダウンからは半分ちかく回復して年を終えることができた。
年の後半の状況と自分のシステムを照らし合わせると、「指数が大きく上昇する時は自分のシステムもプラスになる」ということは確かめられた。
採用している戦略のうち、トレンドフォロー型の戦略がうまく機能していることが分かる。
もし年の前半に実際に行ったような無謀なポジションを取らなければ、2020年はプラスの結果になっていただろう。
その部分は改良を行ったので、今後は変動が大きくなり過ぎた際もシステムに任せておける。
しかし、2021年は2020年のような大きな上昇が見込めるとは限らない。
横這い相場や下落相場で戦略がうまくいくかどうかが今後問われることになるはず。